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バーチャルYouTuberは3Dモデル以外のやり方もある!FaceRig(フェイスリグ)+Live2Dモデルを使おう

2018.10.04 もっと簡単にバーチャルYouTuberやりたい人はHitogataもおすすめ。 なんだか最近「バーチャルYouTuber」という存在が流行しているようですね。「最近」というか、わりと以前からなので、すでにもう結構手あかのついた話題だとは思いますが……

Twitterでも、特にそっち方面の技術者や動画配信者をフォローしているわけではないのですが、流行の話題としてバズったツイートは私のTLにも流れてきていました。

特に目についたのが、モデラーさんにありえない待遇での3Dモデル制作依頼が舞い込んでいる「らしい」といったもの。ただ、私は実際に「自分モデラーだけど、こういう依頼あったやで」といったツイートは見かけていないので、正直どこまで現実なのかわからないと思ってるんですけど。
※参考※
3Dモデルを制作するのは簡単なことではありません。経験がなければ経験者に依頼をしたいと思うのも無理はない、それはわかります。しかし経験者が依頼で作るのもあまりにも大変な作業ですから、それなりの報酬を用意しなければいけないのは当然ですよね。
3Dモデルを動かすためには、自分の動きを読み取り連動して反映させるモーションキャプチャーの機材が必要になります。これは個人が趣味程度で導入するには決して安くはない投資です。

そこで、これからバーチャルYouTuberとして後追いデビューしたいと考えている人に手軽でオススメのツールが、FaceRig(フェイスリグ)+Live2Dモデルです。

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出典:FaceRig Live2D Module

FaceRigは、その名の通り顔のモーションしか拾えません。全身の身振り手振りが重要になるトークオンリーでは勝負せずに、ゲーム実況の片隅に添えるといった使い方をしましょう!

Live2Dは、2Dイラストをまるで3Dであるかのように見せかけて動かす技術です。3Dモデルを作ったことがなくても、2Dイラストをそこそこ描ける人は多いのではないかと思います。そういう人がこれから始めるのであれば、3Dモデル制作をいちから勉強するよりLive2Dを使用するやり方のが断然早い!

また、FaceRigには3Dのモデルもありますが、同じソフトを使う人とキャラクターがかぶってしまうリスクもあります。自分の代理として動画に出演させるアバターなのですから、やはり他人とかぶらないオリジナルなキャラクターがいいですよね。

FaceRigを使ってLive2Dモデルを動かす方法なら、それが比較的簡単に実現できるのです。

FaceRig用Live2Dモデルの作り方


実際に作ってみました(解説付き)


WEBカメラがない人はスマホアプリのFaceRigを使う手もある

FaceRigをPCで使うには、WEBカメラが必須です。カメラを持っていないのなら、購入するのが早いですが…… スマホアプリ版のFaceRigを使うという手段もあります。

スマホには最初からカメラがついていますから、わざわざカメラを別途買う必要はなし。スマホ画面をPCにミラーリングするアプリを使えば、PC内でFaceRigの出力映像を得られます。あとはこれを録画ソフトや配信ソフトで画面取り込みするだけ!

当ブログで以前触れた、音声入力から合成音声出力を連携させるリアルタイムゆっくり実況(【フリー】音声認識と読み上げの連携で自分の声を晒さずライブ配信)を組み合わせれば、バーチャル感がさらにアップ!ライブ配信であっても完全な匿名性を確保できるでしょう。

参考リンク

FaceRig
http://store.steampowered.com/app/274920/FaceRig/?l=japanese

FaceRig Live2D Module
http://store.steampowered.com/app/420680/FaceRig_Live2D_Module/?l=japanese

アプリ版FaceRig
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.holotech.facerig&hl=ja

Live2D
http://www.live2d.com/ja/

AirMore
http://web.airmore.com/